 ナルク ６２名参加       大運動会に参加して 大鹿登美子 十月十六日に行われた運動会に初めて参加しました。みんなでワチャワチャと騒ぐのはちょっと苦手かも と思いつつ参加したのですが、根が単純なせいもあり、十時半から二時まで、ずっとワチャワチャやって 楽しく過ごしました。 概ね四十名くらいの方の多数の参加を得て（正確でなくてすみません）、皆さんすごい 盛り上がりでした。こういった競技は、誰が勝っても楽しいのですが、始まってみるとそうはいきません。 玉すくいレースでは、スプーンに玉をすくい入れ、その玉をこぼさないように２〜３メートル先の椅子を回って くるだけなのに、真剣に玉をすくいとり、落とさないように最速で椅子を回ろうとしたり、（その時は緊張で顔が ゆがんでいたり口がとがっていたりします）全員参加のリレーでは、バトンを持って前の選手をなんとか追い 越そうと（その時の顔は気迫に満ち満ちています）、つい負けん気と本気が出てしまいます。そして、最も恐ろ しいのは、少しでも早くと思う余り駆け足になることなのです。駆け足になった瞬間ピーッと審判長の笛が鳴り、 スタート地点へ逆戻りして最初からやり直しです。走ったら負け、やり直しのペナルティーが待っているのです。 「大運動会」と銘打ってありますが、副題は「走らない運動会」だそうです。 世間の常識を覆す運動会です。 参りました。じゃんけん大会でもじゃんけんで負けないと勝ち残れないのです。ほんと参りました。でも楽しかっ たです。最後になりましたが、企画から準備まで、様々なお世話をいただきありがとうございました。苦労下さい ました方々にお礼申し上げます。おかげさまで楽しく過ごすことが出来ました。 以上 |
